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桂広澄  広島県安芸高田市 


写真は桂広澄の墓です。広島県安芸高田市の桂城山麓にあります。
 桂氏は毛利氏一族で、坂氏からさらに分かれていった一族です。

 坂氏は代々本家の毛利氏に対して、独立した傾向を示しています。
 桂広澄は毛利弘元・興元時代にその執権職をつとめた坂広秋・広明父子の嫡流で、坂氏を継ぐものの、桂村に居城を構えたところから、桂氏と名乗るようになりす。
 桂氏のよる桂城は、江の川を挟んで、福原氏の拠る鈴尾城(福原城)とは指呼の距離にあります。
 桂広澄は、毛利元就が本家を家督相続するときには、息子の元澄に家督を譲っていましたが、1524年に坂氏らの元就造反の動きが発覚した折、坂氏が誅罰されると同時に責めを負わされて自刃します。桂元澄兄弟もそのおり、城に立て篭もり自刃する動きを示すますが、元就に説得され、以後は毛利氏に忠節を誓い、長州毛利藩へと続いていきます。

 

関連情報
 毛利元就紀行−毛利氏の家系
 古城紀行―広島―桂城


 

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