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竹原小早川家  広島県竹原市


写真は竹原小早川家の墓です。
 竹原小早川家は、四代目茂平の息子の代で分かれます。茂平の息子政景が、竹原の地を相続することによって、竹原小早川氏が始まります。
 元就の三男隆景が小早川家に養子にはいるのは、この竹原小早川家の方です。
 写真の場所よりさらに山麓を登ったところに、隆景が養子になった竹原小早川家の血筋では最後の当主興景夫妻の墓があります。写真の墓は以前大雨の災害で地滑りしたとき、ほとんど流されたと聞きましたが、その後地元の人たちの間で、現在のように立派に復興されたと聞きました。数百年たっても、地元の人々の記憶の中で生き続けていることを改めて感じました。写真を撮りに行ったとき、墓の入り口で日向ぼっこをしていたお婆さんに案内してもらいました。竹原小早川家の墓守をしているかのように感じました。ありがとうございました。
 

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