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宍戸隆忠 広島県安芸高田市(旧甲田町)


写真は宍戸隆忠夫妻の墓です。理窓院の一角にあります。

  宍戸隆忠は宍戸氏7代目宍戸元源の次男と考えられます。元源には、長男の元家(6代目宍戸元家と同じ名前)と隆忠が確認できます。
  長男の元家が21歳にて死亡したことになっており、その息子隆家が8代目五龍城城主になるわけですが、隆家は幼少の頃は、母親の実家である備後の山内氏の下で養育されたと伝わっています。このあたりの事情には、理窓院の住職の話では裏があるといわれていましたが、通説では五龍城に戻ってくると叔父の隆忠が家老として実施的に政務を取り仕切っていて、隆家は家臣の讒言に惑わされたのか、隆忠が馬で登城してくるところを待ち伏せて殺したと伝えられています。


 
関連情報
武将と古刹―理窓院
サムライたちの墓―宍戸元源の墓
古城紀行―五龍城跡
 
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