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二階堂家  鹿児島県肝属町

二階堂氏のルーツは、関東武士で関東を中心に所領をもっていたものの、薩摩の阿多地方(現在の加世田市地方)にも所領をもっていたことで、一族のうち、薩摩に下ってきた二階堂氏は、初めは薩摩半島の阿多に移動してきます。

二階堂氏はもともと鎌倉幕府の政所詰めの武家です。
 当時鎌倉幕府の直轄領であった薩摩の阿多へ現地派遣された武家として、この血に根を生やしていきます。

田中角栄政権での官房長官だった二階堂進氏の墓も今では、二階堂氏一族の墓所の一角に建立されています。彼は、この高山地方の神童と呼ばれていて、アメリカへ単独留学して、戦後政治家として活躍していきます。彼もまたサムライの血を受け継いだ昭和のサムライだったのかもしれません。


観光度 ★

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