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日田の町並み


日田は現在の大分県にあります。 大分自動車が走る九州山地の山間部の街で 九州北部の中心部に位置する町です。 江戸時代には天領として、商業の中継地として栄えた町です。 日田の天領の位置づけは、九州大名藩に対する監視役としての機能を担っており、その権威を背景にして 九州各藩の取り次ぎを担って発展してきたと言われています。  その経済的繁栄の中から 広瀬淡窓の咸宜塾が誕生してきたと言っていいと思います。 学問や文化的繁栄は、その経済的繁栄を後ろ盾にしていることは、イタリアルネッサンスの諸都市の歴史を見てもわかると思います。  商人の街として発展してきた日田の面影は現在でも感じることはできます。



写真上は、天領代官所跡です。








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