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日本発祥の地 笠沙宮跡 |
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鹿児島県の加世田市に《日本発祥の地》というところがあります。日本の神話に関心のない方には、そんな馬鹿な、と思われるでしょうが、史跡の案内にも、写真のとおり《日本発祥の地》と書いてあります |
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この地は、《笠沙宮跡》と呼ばれている場所で、《ニニギノミコト》という神が天から高千穂に天下ってきたと言います。これが《天孫降臨説》による日本誕生の瞬間です。その《ニニギノミコト》が天からこの地上に下ってきて、この笠沙の地にいた《コノハナサクヤ姫》と結ばれ、この地に宮を造られたのが、この笠沙宮跡と呼ばれている場所になります。 |
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日向の地から近畿の地へと東上して皇室の祖となったと言われている《神武天皇》は神話の中ではこの《ニニギノミコト》の曾孫にあたるわけですから、この地が《日本発祥の地》と古来より言われているわけです。 このように薩摩、大隈、日向というところが大和朝廷誕生と密接な関係を持っていることは否定できません。 |
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