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鳳源寺   広島県三次市


鳳源寺は、三次浅野家初代藩主の浅野長治が1633年に代々の浅野家先祖を弔うために建立した寺である。境内は、かつてこの地を支配していた備後の有力国人領主・三吉氏の居城比熊山城山麓の居館跡にある。
浅野長治は、安芸浅野本家42万石の初代藩主浅野長晟(ながあきら)の長子であったが、側室の子であったため、浅野本家は嫡子の浅野光晟が継ぎ、長治には三次五万石が支藩として分知された。これは、将軍家光の意向といわれている。長晟が家康の三女振姫と結婚していて、浅野家は松平の姓が授けられていたことから、浅野家に対する配慮であろう。
長治は、三次の街作りに尽力をつくし、その遺言に従い遺体は江戸から三次に移され鳳原寺のある比熊山城跡山麓に葬られた。
なお、長治の娘が阿久利姫であり、赤穂の忠臣蔵で有名な赤穂藩主浅野長矩(ながのり)に嫁いだ。境内には、忠臣蔵ゆかりの史跡もある。

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