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医光寺   島根県益田市


1363年建立。歴代益田氏の厚い保護と援助を受けてきた。
益田氏十五代当主の益田兼尭(かねたか)が大内氏の山口に来訪中の雪舟をこの地に招き、以後益田氏と雪舟との深い絆ができる。
雪舟は、この寺に武家様式の庭園を築き、雪舟4大庭園のひとつとして今日まで残されている。
 雪舟は益田滞在中に、ほかに万福寺の仏教様式の庭園の造園、『益田兼尭像』、『花鳥図屏風』等をこの地に残している。雪舟は晩年も益田で過ごし、この地で亡くなっている。医光寺には雪舟を荼毘に伏した跡の『雪舟灰塚』が残っている。
写真の総門は、益田氏の居城七尾城の大手門である。 益田氏は毛利氏が関が原の戦いに敗れたため、長門国須佐へ移封されたため、七尾城も廃城となった。
当時の大手門に若干手を加えられて、今日に至っている。






 

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