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賀儀(かぎ)城跡　　　広島県竹原市


賀儀城は、小早川水軍を指揮した浦宗勝の居城跡である。浦宗勝は、小早川氏の一族である。小早川氏は、早くから瀬戸内海の海賊衆との結びつきを持ち、海の貿易にも積極的に乗り出していた。このような小早川氏配下にあった水軍を統括していたのが沼田小早川氏の一族である浦氏である。城跡は、瀬戸内海を航行する船が一望できる場所にあり、瀬戸内海を航行する船の護衛や通行税などを徴収することによって富と覇権を支配していた。
　現在では遠くに最近開通した『しまなみ大橋』を眺めることもできる。
　浦宗勝の墓は、近くの菩提寺勝運寺に瀬戸内海を一望できる高台にある。


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【アクセス】
本郷町で国道２号線から忠海に向かう県道に入りれば、竹原市忠海に出ます。または竹原市街から国道１８５号線を三原方面に進行して忠海に入ります。
JR忠海駅から竹原市方面に向かって数百メートルのところで忠海西小を目指して目指してJRの線路を超えて左折します。忠海西小の校庭の前に小高い丘がありますので、それが賀儀城跡です。史跡案内板が建ててあります。

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