SamuraiWorld>古城紀行



椋梨城跡   広島県三原市大和



椋梨城は、小早川氏の一族椋梨氏の居城跡である。広島県大和町椋梨に所在する。
 椋梨氏は、安芸小早川氏の始祖とされている小早川茂平の弟季平が沼田新庄に領分をもらって、さらにその子国平が現在の広島県大和町椋梨一帯を領し、本拠を定めたことに始まる。
 その後椋梨氏12代景良に至る約350年間ほど、この地の領主として政治経済を支配した。
 その後は、毛利氏の長州転封に従い、長州へ移動する。
 城跡は。写真のように中世の遺構をそのまま留めている貴重な史跡である。当時の地方領主の権勢がどの程度であったかを推測させるものである。
 城跡を中心に、近くには菩提寺学應寺跡や一族の墓所などが集まっている。





関連ページ
サムライたちの墓―中国編―椋梨氏の墓
毛利元就紀行―小早川氏の家系



inserted by FC2 system