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新高山城跡  広島県本郷町


新高山城は、沼田小早川氏の居城高山城とは沼田川を挟んで対岸にある。歴代小早川氏本拠の高山城の福塁として以前から築かれていたものを、1552年小早川隆景が高山城に代わる本拠として本格的に築城したものである。
小早川隆景は、1551年竹原小早川家から本家にあたる沼田小早川家の家督も受け継ぎ、高山城に入城。しかし翌年対岸のこの城に移る。 三原城を築城し三原に移るまでの45年間ほどこの城を本拠とした。
城跡には、大きな井戸が7つもあり、それまでの戦国の山城の性格とは異なり、普段の生活なども山頂の山城の中で行われていたことを物語っている。









 
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