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槌山城跡   東広島市




  槌山城は、大内氏の安芸支配の最後の拠点であった。現在の東広島市西部に所在する。馬場跡などの遺構が残っている。
 大内氏は、安芸国支配の拠点を、現在の東広島市の鏡山城に置いていたが、出雲の戦国大名尼子経久の勢力がこの地に及び、1523年毛利元就はじめ安芸の国人領主を味方につけて、城代蔵田 房信の守る鏡山城を攻略する。
 この後すぐさま大内義興は西条地方での勢力を挽回するが、鏡山城での防衛線は難しい状況にあったようで、鏡山城よりさらに数キロ西部の槌山城を大内氏の東部防衛ラインとすることになる。

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