SamuraiWorld>古城紀行



二ツ山城跡    島根県邑南町(旧瑞穂町)



二ツ山城は、1223年石見の久永荘の地頭、出羽(いずわ)氏の居城である。しかし14世紀後半には石見地方最大の勢力であった高橋氏の支配を受け、この城は高橋氏の居城として使用された。
 高橋氏は、娘を元就の兄毛利興元に嫁がし、興元の嫡子幸松丸が毛利家の家督を継ぐと、外戚として毛利氏に干渉した。
 1530年毛利元就は、毛利本家の家督を継ぐと高橋氏を滅ぼし、同じにこの城を出羽氏に与え、毛利氏の配下に組込む。
 1542年山口の大内義隆は、尼子遠征の途中、この二ツ山城に立ち寄っている。













【アクセス】
 浜田自動車道の大朝インターで降りて、国道261号線を江津方向に進行したほうが、道もよく、時間的に有利です。国道沿いに『道の駅』が見えてきますので、その先の緩やかなカーブのところで右折して、瑞穂町役場を目指します。役場の前の道路を山の方へ進めば、数百メートルぐらいで右側に入る道路がありますので、その道路に進入します。その道を進めば、すぐに二ツ山城登山道の入り口があります。自動車で山頂近くまで行けます。
※夏場はマムシがいましたので、注意が必要です。雲海は秋ごろ、日の出のころ見えるときがあります。



inserted by FC2 system