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大内氏館跡   山口市



 室町時代から戦国時代の一時期、西日本最大の勢力を誇った戦国大名の館跡です。
 応仁の乱を避けて京都の貴族がこの山口に大内氏を頼り避難してきていました。
 フランシスコ・ザビエルも戦乱で荒れ果てた京都に状況に失望し、ここ山口の大内氏を庇護者としてキリスト教布教の拠点とします。戦国時代末期の新しい時代の動きまで、ここ山口が西日本中心の観があったのも事実でしょう。そういう点で、《西の京》と呼ばれています。
 現在は、発掘調査の結果を踏まえ、写真のように復元事業が行われていますが、数年前訪れた時の方が、史跡らしくよかったと思うのは私だけでしょうか。




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