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坂本龍馬が歩いた道−天降川の渡し  鹿児島県霧島市 


写真左は、霧島市隼人町日当山付近の天降川(あもりがわ)の渡しの記念碑です。
 西郷隆盛の招きに応じて、寺
田屋事件で負傷した坂本龍馬はお竜を連れ薩摩へ保養を兼ねて避難します。薩摩に入った坂本龍馬は西郷隆盛の勧めで、隼人の妙見温泉に湯治に向かいます。
 錦江湾を船で渡った坂本龍馬一行は隼人の浜の市に上陸した後、陸路霧島山麓に近い妙見温泉に向かいますが、妙見温泉に入るには、この天降川を渡らなければならなかったようです。天降川を渡るにはこの付近で渡船で向こう岸に渡してもらうしかなかったのです。
 戦前までは、この付近に渡しをやっていた家が一軒だけあったということです。
 坂本龍馬とお竜は、この渡しを通過して松永小鹿野を経由して妙見温泉に向かったわけです。


この付近は日当山温泉郷にも近いところで、西郷隆盛が湯治によく利用していたところでもあります。
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